💡知って得する健康情報💡 今回のテーマは『オメガ3脂肪酸』

2024/03/18

オメガ3脂肪酸は健康のために意識して摂るべき
必須脂肪酸として位置づけられており
代表的なものに以下の3種類があります。
・α-リノレン酸(ALA)
・エイコサペンタエン酸(EPA)
・ドコサヘキサエン酸(DHA)
これらは細胞膜の構成成分として、
皮膚や髪の毛の健康を維持したり、
炎症を抑えたり、血液中の脂質バランスを整えたり、
免疫機能を高めたり、さまざまな働きをしています。

近年の研究では、オメガ3系脂肪酸の血中濃度が高い高齢者は
そうでない場合と比較して死亡リスクが低いことがわかっているそうです。
※参考文献
Erythrocyte long-chain omega-3 fatty acid levels are inversely associated with mortality and with incident cardiovascular disease: The Framingham Heart Study
https://qr.paps.jp/9vgZ4

オメガ3脂肪酸は
人間の体内で合成できないため
食べ物などから摂取する必要があります。
厚生労働省の
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、
オメガ3脂肪酸の1日の摂取目標量は
成人男性 約2.0g
成人女性 約1.6g
とされていますが
実際には下回る人が多い※ことがわかっているそうです。
※厚生労働省 国民健康・栄養調査(2020年)より
さて、意識して摂取したい
オメガ3脂肪酸ですが、
さば、イワシ等の青魚、あんきも、亜麻仁油、くるみなどに多く含まれています。
特にえごま油、亜麻仁油はオメガ3系脂肪酸含有量が特に高く、
小さじ1杯に約2.5g前後のオメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸)を含むそうです。
葉物野菜やアブラナ科の野菜
ブロッコリ、カリフラワー、芽キャベツなどにも豊富に含まれています。

α-リノレン酸は熱に弱く酸化しやすいため、
サラダのドレッシングなど料理にかけて摂取すると効能が失われません。
お味噌汁に入れて飲む摂り方もおすすめです。
毎日飲まれる方もいらっしゃると思いますので
手軽に摂取していただけると幸いです。